こんにちは!cocoです(*^_^*)
今日は、界面活性剤についてです♪
無添加成分が多い化粧品だと「石油系合成界面活性剤不使用」という表示をよくみかけます(*^_^*)

なので、私は「界面活性剤=肌に悪い」という勝手なイメージを持っていました^^;
特に敏感肌になってからは、ますます勝手に嫌悪感を持つように…。
ですが、界面活性剤や合成界面活性剤といっても、たくさん種類があるんですよね。
そして、全く刺激がないものもあるし、良いところも悪いところもある。
今回は、そんな界面活性剤について、いろいろまとめてみたいと思います(*^_^*)
界面活性剤には、
- 水と油を仲介して混ぜ合わせる(乳化剤として)
- 肌(角質層)にしみ込みやすくする(浸透剤として)
- 泡立てやすくする・落としやすくする(洗浄成分として)
- 化粧品のすべりを良くする(潤滑剤として)
という働きがあります。
なので、界面活性剤=悪ではないんですよね(*^_^*)
界面活性剤は、
- 天然の界面活性剤…不純物を含んでいたり、不安定だったりする
- 合成の界面活性剤…安定性がありほとんどの化粧品で使用されている
と大きく2つにわかれます。

合成界面活性剤より天然の界面活性剤のほうが肌に優しいイメージ。
ですが、合成界面活性剤のほうが安全性が高いので、肌に悪いというわけではないんです(*^_^*)
さらに合成界面活性剤は、
- 植物由来の合成界面活性剤
- 石油由来の合成界面活性剤
にわかれます。

こちらも、イメージ的にどうしても石油系合成界面活性剤のほうが肌に悪いイメージがあります…^^;
ですが、国で配合量も定められていますし「弱めの植物由来の界面活性剤だけど、それが何種類も入っている」というほうが、肌への負担は大きいと思うんです。
界面活性剤ではないですが、敏感肌の場合は、肌を保湿するのに「ワセリン」を使う場合が多いです。
でも、ワセリンも石油からできているものです。
なので、刺激の強いタイプの石油系界面活性剤以外は、そんなに気にする必要はないのかな?と思います。
界面活性剤には、
- 陽イオン(カチオン)界面活性剤【高刺激】
- 陰イオン(アニオン)界面活性剤【低刺激】
- 両性イオン界面活性剤【ほぼ刺激なし~低刺激】
- 非イオン(ノニオン)界面活性剤【ほぼ刺激なし】
と、4つの種類があります。
陽イオン界面活性剤は、殺菌力と柔軟力があります。
なので、柔軟剤やヘアトリートメント、殺菌剤などに配合されています。
(※スキンケアで使用される成分は少ないので、成分の種類についてはここでは省きます。)
陰イオン活性剤は、洗浄力と泡立ちをよくする力があります。
なので、石けんやシャンプー、食器や衣類洗剤などの洗浄成分として配合されることが多いです。
主な成分については、洗顔石鹸と洗顔料の記事にまとめてみました。
「洗顔石鹸や洗顔料の界面活性剤について知りたい!」という場合はチェックしてみてください(*^_^*)
洗顔石鹸&洗顔料の記事→たるみ毛穴に良い洗顔石鹸&洗顔料の選び方|敏感肌は無添加がいい?
陰イオンと陽イオンの両方を持っているので、±ゼロということで安定しています。
刺激も少ないので、赤ちゃん用のベビーソープやベビーシャンプーに使用される界面活性剤です。
また、陰イオン界面活性剤の洗浄力を穏やかにするので、陰イオン界面活性剤のサポーター成分として配合されることも多いです。
- コミカドプロピルぺダイン
- ライラミドプロピルぺダイン
- ココアンホ酢酸Na
- レシチン…乳化剤として使用される
- 水添レシチン…レシチンより酸化しにくく安定性が高い
などがあります。

参考までに、これはオラクルの美容液なのですが、ごく微量の「水添レシチン」が入っています。
油とお水を混ぜるための乳化剤ですね(*^_^*)
オラクルの記事→【オラクル化粧品口コミ】毛穴に効果はある?ライン使いしてみたよ!

卵と油をまぜて、マヨネーズができるのも、卵に含まれるレシチンのおかげです♪
そう考えると界面活性剤は、身近なものでそんなに悪くない成分ということがわかります。
洗浄成分のサポート成分や、乳化剤として使用されることが多い界面活性剤です。
とっても安定性が高いので、肌への刺激はほとんどありません。
非イオン界面活性剤は、とてもたくさんの種類があるので、主なものだけを表にまとめてみました(*^_^*)
ソルビタン系 | グリセリン系 | PEGグリセリン系 | |
成分表示名 の特徴 | 〇〇ソルビタン | 〇〇グリセリル | 〇〇PEG-〇 グリセリル |
例 | イソステアリン酸 ソルビタン | ステアリン酸 グリセリル | ヤシ油脂肪酸 PEG-グリセリル |
主な配合 化粧品 | 化粧水 乳液 クリーム | 乳液 クリーム クレンジング | 主に クレンジング |
アルキルグルコシド系 | ショ糖脂肪酸系 | PEG・PPG系 | |
成分表示名 の特徴 | 〇〇グルコシド | 〇〇スクロース | PEG-〇〇 PPG-〇〇 |
例 | デシルグルコシド | ステアリン酸 スクロース | PEG-水添ヒマシ油 |
主な配合 化粧品 | シャンプーなどの 洗浄サポート成分 | 主に クリーム | 主に 乳液・クリーム |
今までは、「界面活性剤は肌に悪い」という勝手なイメージを持っていたので、
「すごくよく落ちるクレンジングって、やっぱり界面活性剤が多くて刺激があるのかな?」
とか、
「乳液やクリームに何で界面活性剤が入っているの?」
と、何も知らずに勝手に嫌悪感を持っていたのですが、
例えば、

ファンケルのクレンジングオイルは、すごくよく落ちるけど、
「非イオン界面活性剤」
が主な乳化成分なので、刺激なく使えました♪
ファンケルの記事→ファンケルクレンジングオイル口コミ【40代の敏感肌は乾燥する?】

そして、ライスフォースの保湿クリームにも、
「非イオン界面活性剤」
が入っていましたが、とても保湿力があるのにべたつかなくて、使用感が良かったです♪
ライスフォースの記事→ライスフォース40代の口コミ|お試しセットを使ってみた効果と感想

刺激の強い界面活性剤もありますが、今まで管理人がレビューした化粧品の成分をチェックしてみると、肌への刺激が少ない界面活性剤がほとんどでした(*^_^*)
(肌に優しそう!という化粧品だけを購入して使っていることもあると思いますが…^^;)
この記事が、敏感肌で、「ちょっと界面活性剤が心配…。」という方のお役に立てたら幸いです♪
敏感肌に良い成分やスキンケアについてまとめています♪
→敏感肌&たるみ毛穴ケアについて【スキンケアと気になる美容成分】
敏感肌でしっかりメイクの私でも使えたクレンジングについてまとめています。肌に優しいのに濃いメイクをキレイに落としてくれました(*^_^*)
→40代のたるみ毛穴におすすめ!【保湿力の高いクレンジング6選】
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