レチノールは頬のたるみ毛穴に効果的?【敏感肌は毛穴が開く!?】

レチノールのたるみ毛穴への効果

こんにちは。敏感肌のcocoです。

今日は、人気のエイジングケア成分「レチノール」について、詳しくまとめてみたいと思います。

レチノールは、シワやたるみケアとして高い効果が期待できる美容成分ですが、たるみ毛穴にも効果がありますよ。

ただ、敏感肌だと、

レチノール入りのクリームを塗ったら肌が乾燥してしまった…。

レチノールの濃度が強すぎて、刺激を感じてしまった…。

という場合も多いです…。

敏感肌にはちょっと心配な成分「レチノール」。

なので、今回は

レチノールのたるみ毛穴への効果

敏感肌のためのレチノール化粧品の選び方

にフォーカスしてまとめてみましたよ。

また、実際に使ってみたレチノール入りの化粧品についても紹介しています。

よかったらレチノール化粧品選びの参考にしてくださいね。

タップできる目次

レチノールの効果について詳しくチェック

レチノールは、ビタミンAの一種。

肌には、

  • シワの改善…真皮のコラーゲン&エラスチンを増やしてくれる
  • 肌荒れ改善…細胞を増やしてくれる
  • 弾力&乾燥ジワの改善…表皮のヒアルロン酸を増やしてくれる
  • ニキビ&毛穴の開き改善…皮脂の分泌を抑えてくれる

という効果がありますよ。

たるみ毛穴ができてしまう原因はいろいろありますが、主な原因はコラーゲンの減少

コラーゲンが減ることによって、皮膚が毛穴を支えられなくなってしまい、毛穴がたるんでしまいます…。

coco
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レチノールにはコラーゲンを増やす働きがあるので、たるみ毛穴にもいいんですね。

レチノールは主に3種類【トレチノイン・ビタミンA・レチノール誘導体】

「レチノール」といってもたくさんの種類があって、その効果も特徴も違います。

◆トレチノイン(レチノイン酸)

効果は高いですが、安定性がなく肌への刺激も強いといわれていますよ。

クリーム状やゲル状にしたものを美容皮膚科などで処方されるのが一般的。

効果がある分、使用量や濃度によって、赤みが出たり皮がむけてしまい、その後色素沈着になることもあるんです…。

なので、トレチノインは、クリニック限定のお薬になります。

レチノール(ビタミンA)

純粋レチノールやビタミンA油のこと。

純粋レチノールは、敏感肌だと刺激を感じることもあり安定性がない成分。

ですが、ビタミンA油の場合は、ビタミンAが溶けたオイルで刺激が少なく安定性がありますよ。

◆レチノール誘導体(ビタミンA誘導体)

  • パルミチン酸レチノール(ビタミンA誘導体)
  • リノール酸レチノール(ビタミンA誘導体)
  • 酢酸レチノール(ビタミンA誘導体)
  • レチノイン酸トコフェリル(ビタミンA・E誘導体)

など。

レチノール誘導体は肌への刺激が少なく安定性に優れた成分です。

また、皮膚内でレチノールに変わるので、変形することなく直接肌に美容成分を届けることができるんですよ。

レチノイン酸トコフェリルは、ビタミンA誘導体にビタミンE誘導体をつけた成分で、抗酸化作用もあるので年齢肌には嬉しい成分になっています。

レチノールに副作用はある?

レチノールは、光・熱・酸素にとても弱いです。

なので、純粋レチノール入り化粧品などは、基本的に夜の使用のみのものが多いですよ。

一方、レチノール誘導体の場合は、皮膚でレチノールに変わるので、朝夜使用しても問題ない成分です。

それから、レチノールは、効果が高い反面、敏感肌の場合は刺激を感じたり、肌がカサついてしまうことがあります・・・。

[memo title=”MEMO”]ただ、肌がカサつくのは肌に合わないからではなく、肌がレチノールに慣れていないという場合も。

なので、3日に1度使用するといった、使用頻度を少なくしたり、少量ずつ使うようにしたりと、肌の様子をみながら使用回数や使用量を増やしていくことが大切ですよ。[/memo]

敏感肌におすすめのレチノールは?

敏感肌には、効果は穏やかでも、やはり安定性があって、肌への刺激が少ない「レチノール誘導体入り化粧品」がおすすめです。

また、レチノール誘導体でも刺激を感じてしまった…という場合は、たるみ毛穴への効果がレチノールより劣りますが、

  • ビタミンC誘導体
  • ナイアシン(ビタミンB3)

などがおすすめですよ。

どちらの成分も肌のコラーゲン合成を助けてくれる成分です。

ビタミンC誘導体については、こちらに詳しくまとめてみました。

ビタミンC誘導体の別名と水溶性・油溶性の違いは?【たるみ毛穴にはAPPSが効果的】

レチノール化粧品。たるみ毛穴への効果的な使い方

レチノールは、肌の真皮にあるコラーゲンを増やすので、レチノール配合化粧品を使うだけでもたるみ毛穴に有効です。

ですが、週に1~2回のペースでピーリングを行うとさらに効果が期待できますよ。

それは、ピーリングは肌表面のターンーオーバーを促進させてコラーゲンを増してくれるからなんです。

さらにピーリングすることで、毛穴も引締まるので、よりたるみ毛穴が目立たなくなりますよ。

coco
coco

敏感肌でピーリングをメインで取り入れる場合は、レチノール入り化粧品ではなく、レチノールより肌に優しいビタミンC誘導体やナイアシン(ビタミンB3)配合化粧品を併用してみても良いと思います。

ピーリングについては、こちらで詳しくまとめていますよ。

たるみ毛穴にピーリングジェルや石鹸は悪い!?【敏感肌の選び方】

敏感肌が使ってみて良かったレチノール化粧品【化粧水・美容液・シートマスク】

ここからは、40代敏感肌が使ってみたレチノール配合化粧品についてまとめていきますね。

敏感肌には個人差があって、お肌に合う合わないにも差があると思うので、あくまでも参考程度にしていただけると嬉しいです。

それから、レチノールの配合量ではなく、実際に使ってみての肌への効果や使用感を簡単にレビューしてみました。

【化粧水】アスタリフト「モイストローション」

アスタリフトのレチノール入り化粧水

ナノ化されたパルミチン酸レチノール入りの化粧水です。

ヒアルロン酸やコラーゲン、アスタキサンチンも入っていて、しっかり保湿されるのにべたつかない優秀な化粧水でしたよ。

かなり浸透が早くて、お肌にぐんぐんなじんでいくので、コスパは悪いですが、たるみ毛穴・開き毛穴にはとても良かったです。

ただ、アスタリフトは敏感肌用化粧品ではないので、成分チェックは必須ですよ。

アスタリフトのレビュー記事→アスタリフトを使ってみた|ジェリーのセラミドがたるみ毛穴に抜群!

【美容液】ラロッシュポゼ「レダミックR」

ラロッシュポゼレダミックR(レチノール美容液)

ラロッシュポゼは敏感肌用化粧品ブランドだけあって、刺激がなくて本当に良かったですよ。

「パルミチン酸レチノール」と「リノール酸レチノール」の2つのレチノール誘導体に、ピュアレチノールが配合されています。

ラロッシュポゼレダミックRのテクスチャー
ラロッシュポゼレダミックRの使用感

カサカサしないし、伸びが良くて少しの量ですむので、使用感も良かったですね。

1ヶ月後にはたるみ毛穴が本当に目立たなくなりました

いろいろな化粧品を試してはいますが、現在も定期的にリピートしているレチノール美容液です。

こちらがレダミックRの全成分です。

水, ネオペンタン酸イソステアリル, グリセリン, オクチルドデカノール, PG, ペンチレングリコール, (アクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー, セテアリルアルコール, ダイズ油, TEA, イソヘキサデカン, ヒアルロン酸Na, レチノール, リノール酸レチノール, アデノシン, カプリロイルサリチル酸, カプリリルグリコール, ポリソルベート80, フェノキシエタノール, 香料

【ラロッシュポゼ】レダミックRエッセンス

【美容液】オージオ「アスタレチノV」

オージオアスタレチノV美容液

レチノール誘導体ではなく、レチノール配合の美容液ですが、無添加成分も多く、敏感肌でも使えました。

アスタキサンチンや浸透性の高いビタミンC誘導体APPSも入っていて、とっても贅沢な美容液でしたよ。

ただ、肌に優しい分、効果は穏やかでしたね。

アスタレチノの記事→【本音口コミ】アスタレチノVレビュー|40代年齢肌に効果はあった?

【シートマスク】リフターナ「コンセントレートマスク」

リフターナ黒いシートマスク

パルミチン酸レチノール配合のシートマスクで、7枚入だと300円程度です。

写真は32枚入りで1,600円程度でプチプラなので、私の場合は結構リピートしています。

エタノールが入っているので、苦手な場合にはおすすめできませんが、本当にたるみ毛穴が目立たなくなりますね。

それから、下の記事で紹介しているシートマスク「クオリティファースト」と「オルナオーガニック」にも微量のパルミチン酸レチノールが入ってます。

シートマスクの記事→【おすすめ】敏感肌でも毎日使えたコスパ抜群プチプラシートマスク!

レチノールの配合量は微量だけど使ってみて良かった化粧品【クリーム・オーワインワンゲル】

【美容乳液ゲル】アンプルール「ラグジュアリーホワイトエマルジョンゲルEX」

アンプルールエマルジョンゲルEX(美容乳液ゲル)

ドクターズコスメ「アンプルール」の美容乳液ゲルです。

美容液と保湿クリームの役割があるゲルなので、化粧水の後はこれ1個でOKの時短コスメです。

パルミチン酸レチノール入りなのですが、ごく微量です・・・。

ですが、他にもものすごくたくさんの美容成分が入っていて、たるみ毛穴だけではなく、美白・しわ・たるみなど総合的にアプローチしてくれるところが良かったですよ。

効果は穏やかですが、毎日簡単に続けられる美容ゲルでした。

アンプルール美容乳液ゲルの記事→【アンプルールエマルジョンゲル口コミ】オールインワンでも使えたよ!

【オールインワン化粧品】カナデル「プレミアリフト」

カナデルプレミアリフト

リノール酸レチノールが入ってますが、こちらも配合量は少ないです。

ですが、肌の内側からハリや弾力がアップするので、その結果たるみ毛穴が目立たなくなる感じでしたよ。

浸透までに時間がかかるのがデメリットですが、個人的には効果を感じられたので、満足できるオールインワン化粧品でした。

カナデルプレミアリフトの記事→【カナデルプレミアリフト口コミレビュー】お肌ぷるぷる効果を体験!

【保湿クリーム】エトヴォス「モイスチャライジングクリーム」

エトヴォスモイスチャライジングクリーム

パルミチン酸レチノールが入ってますが、こちらもごく微量です。

ですが、肌修復ケア成分が入っていたり、ヒト型セラミドが入っていたりと敏感肌でも安心して使える保湿クリームでしたよ。

ただ、テクスチャーが硬すぎるのがデメリットです・・・。

トライアルのみの使用になりますが、気になる場合は参考にされてみてくださいね。

エトヴォスの記事→【セラミド効果抜群!】エトヴォスモイスチャーラインお試しレビュー

敏感肌が使ってみてイマイチだったレチノール化粧品

【美容液】ビーグレン「QuSomeレチノA」

ビーグレンレチノA(レチノールクリーム)

口コミ件数も多く、とっても評価の高い「ビーグレン」のレチノール美容液です。

  • レチノイン酸トコフェリル
  • レチノール
  • パルミチン酸レチノール

の3種が入った高濃度レチノール美容液ですよ。

coco
coco

エイジングシリーズのトライアルセットで使用したのですが、私の場合は、ちょっとカサついてしまって、赤みがでてしまいました…。

他の方の口コミを見るとすごく高評価だったので、もう少し使ってみたかったですが、見送りました。

ビーグレンの記事→ビーグレンレビュー【たるみ毛穴にトライアルセット3を使ってみた】

【保湿クリーム】ビタミンワールド「レチノールクリーム」

ビタミンワールドレチノールクリーム

「ボディ用にたっぷり使えるレチノールクリームはないかな?」と探していたときに見つけたレチノールクリームです。

大容量で2,000円ちょっとで購入できます。

ビタミンワールドレチノールクリームの中身
ビタミンワールドレチノールクリームの使用感

ボディには、つるつるになるし、ハリも弾力も出てとても良い使用感でした。

coco
coco

ですが、試しに顔にも塗ってみたら、ちょっとヒリヒリしてしまいました…。

よく調べてみたら、日本では許可されていない防腐剤成分が入ってました。

普通肌の方の口コミは良かったので、とても残念でしたよ。

たるみ毛穴対策へのレチノール効果のまとめ

レチノール化粧品はたくさんありますが、実際に使ってみて良かった&イマイチだったレチノール化粧品をまとめてみました。

実際に使ってみると「レチノール」配合でも肌に優しくて、敏感肌でも使える化粧品も結構ありました。

それから、レチノールだけじゃなくて「たるみ毛穴」に良い美容成分はあるので、やっぱりたるみ毛穴に良い成分が総合的に配合されていると、より効果がある感じがしましたよ(*^_^*)

レチノールの他にもたるみ毛穴に良い美容成分はたくさんあります。もしよかったら、チェックしてみてくださいね。

→敏感肌&たるみ毛穴ケアについて【スキンケアと気になる美容成分】

たるみ毛穴が気になる敏感肌が使ってみたトライアルセットです。25種類以上お試ししているので、よかったら化粧品選びの参考にしてくださいね。

→たるみ毛穴ケアに使ってみた基礎化粧品のトライアルセット一覧

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